User manual - LAN IOボックス解説書ver.1.01(2002年9月11日)
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6.2.IrDA を使用したIPデータ設定・読み出し
IrDA ライブラリ関数を使ってプログラムを作成してIPデータの設定・読み出しを行ないます。
6.2.1. 動作
(1) HTとIrDAで接続後、HTからの指示待ちになります。この時にHTからIPデータ書き込みコマン
ドを
送信することで、IPデータをIOBOXに設定できます。
(2) IPデータ設定後もHTからの指示待ちになります。
6.2.2.送信データフォーマット
・IPアドレス書込みコマンドフォーマット
+0 +1 +2 +3 +4 +5 +6 +7 +8 +9 +10 +11 +12 +13 +14 +15 +xx
01
h
'X
'
00
h
データ
長
00
h
01
h
'1
'
xx
h
xx
h
xx
h
80
h
コマン
ド゙長
'F
'
IPデータ
チェックサム
・xxh はIPデータ部のコマンド長によります。
・データ長はデータ長の次からチェックサムの直前までのバイト数です。ワードで設定します。
・コマンド長はIPデータ部の長さです。ワードで設定します。
・チェックサムは、全データをバイト加算して0となる値です。ワードで設定します。
・IPアドレス書込み応答フォーマット
+0 +1 +2 +3 +4 +5 +6 +7 +8 +9 +10 +11 +12 +13 +14 +15 +16
00
h
'X
'
00
h
データ長
(0Bh,00
h)
00
h
01
h
'1
'
'I
'
'O
'
'E
'
結
果
コー
ド
1
コマンド長
(01h,00
h)
'F
'
結
果
コー
ド
2
チェックサム
・データ長には 0Bh,00h(固定)が設定されます。ワードで設定されます。
・コマンド長には結果コードの長さ 01h,00 h(固定)が設定されます。ワードで設定されます。
・チェックサムは、全データをバイト加算して0となる値です。ワードで設定されます。
・結果コード1、2には以下の内容が設定されます。
結果コード1 結果コード2
パラメータエラー : 0x01 0x01
正常終了 : 0x03 0x00