User manual - LAN IOボックス解説書ver.1.01(2002年9月11日)
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6. IPアドレス、ポートナンバ、デフォルトゲートウェイ、サブネットマスク設定
6.1. ホストからのIPデータの設定
WinSock のソケット関数を使ってプログラムを作成してIPデータの設定を行ないます。
6.1.1. 動作
(1) 通信準備の出来たHTが乗せられるまでは、IOBOXはサーバとして動作しているので、この間に
ホストがクライアントとして TCPIP で接続します。
(2) ホストは接続後、IPデータを送信します。IOBOXはIPデータを保存します。
(3) 保存後 TCPIP を切断します。以降はIOBOXは新IPデータで動作します。
6.1.2. 送信データフォーマット
0x40 コマンド
0
レングス Low ワードでセット
レングス Hi DATA LENGTH 部からチェックデジットまでのバイト数
0
0
0
0
DATA LENGTH Low ワードでセット
DATA LENGTH High IPデータ部のみのバイト数
IPデータ
1000 バイト以内
チェックデジット
データサイズは1000バイト以内です。
チェックデジットは、DATA LENGTH 部とIPデータ部をバイト単位の XOR の累積値です。
(1バイト)
6.1.3. 送信データシーケンス
HOST IOBOX
データ送信------------> 受信
RAM に格納
完了
<------------8 バイトの 0 データ 正常の場合
<------------最初のデータが 0x10 の 8 バイトデータ パラメータ異常の場合
<------------最初のデータが 0x14 の 8 バイトデータ チェックディジット異常の場合
正常の場合メモリライト