User manual - LAN IOボックス解説書ver.1.01(2002年9月11日)
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5.3.運用の想定
5.3.1.TCPIPを意識しないアプリケーション(Flink.exe 等)を使用する場合
TCPIPを意識しないアプリケーションの場合には、あらかじめIOBOXにIPデータを設定しておく必
要があります。
設置時に、ホスト又はHTからIOBOXのIPデータを設定します。
5.3.2.業務により接続するホストを変更する場合
HTの業務によって接続するホストを変えたい場合は、HTからホストIPアドレスの一時設定の方法により
アプリケーションから接続するホストを指定することができます。
192.168.1.10 192.168.1.20
ホストPC1 ホストPC2
IOBOX
HT1 HT2
業務A 業務B
HT1は業務Aを行なっているため、ホストPC1に接続します。
HT2が業務Bを行なっているため、ホストPC2に接続します。
5.3.3.運用中にホストが故障・交換する場合
運用中にホストの故障などで、ホストを変更したい場合があります。
この場合は、新しいホストからIOBOXのIPデータを書き換える事で、IOBOXは新しいホストと通信
できるようになります。
192.168.1.10 192.168.1.20
HT
IOBOX ホストPC1 ホストPC2
①IOBOXとホストPC1が通信している。
②ホストPC1が故障した。
③ホストPC2からIOBOXに接続して、IOBOXが保持しているホストPC1の IP アドレスをホスト
PC2の IP アドレスに書き換える。
④IOBOXはホストPC2と通信できるようになる。