User manual - DT-950通信機能解説書ver.1.00(2004年7月5日)

DT-950 通信機能解説書
§4 無線 LAN
5
3-2. Wake On Bluetooth 機能
外部の Bluetooth 機器から DT-950 の Bluetooth デバイスへ通信を行うことにより、サスペンド状態の DT-950
Wake On(起動)することができます。
※DT-950 に対して Wake On 運用で使用する Bluetoth 機器は事前に連動確認をしてください。機器によっては、
Wake On できない場合があります。
Bluetooth 携帯電話を使用して DT-950 Wake On し、Bluetooth ダイヤルアップ通信を行う場合の動作シー
ケンスの例を、以下に示します。
(1) DT-950 Bluetooth 携帯電話に、あらかじめ相 Bluetooth 機器と接続するための設定をしておく。
(2) DT-950 をサスペンド、Bluetooth 携帯電話をメール着信待ち状態にして、サーバからのメールを待つ。
(3) Bluetooth 携帯電話がサーバからタスクメールを受信する。サーバはメール送信後、通信を切断する。
(4) Bluetooth 携帯電話がマスターとして動作し、DT-950 に対して Bluetooth 接続を実行する。
(5) DT-950 Wake On した後、Bluetooth 接続を完了し、Bluetooth 携帯電話からタスクメールを受信する。
(6) タスクメール受信後、DT-950 Bluetooth 接続を一旦切断する。
(7) DT-950 のアプリが Bluetooth 携帯電話に対して、ダイヤルアッププロファイルで Bluetooth 接続を実行す
(8) DT-950 Bluetooth 携帯電話を経由して、サーバにダイヤルアップ接続を実行する。
(9) ダイヤルアップ終了後、DT-950 のアプリがデータの送受信を行う。
(10) データ通信終了後、ダイヤルアップ接続を切断する。Bluetooth 接続も切断される。