User manual - DT-950通信機能解説書ver.1.00(2004年7月5日)

DT-950 通信機能解説書
§2 IrDA
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§2.IrDA
2-1.通信用途
IrDA プロトコル通信
用途 インタフェース 考えられる通信相手
考えられる
通信速度
ダイアルアップ RAS + IrCOMM IrCOMM モデム等 115.2Kbps
FLCE PC(LMWIN) + IOBOX
ホスト PC 接続
Active Sync PC(Active Sync) + IOBOX
115.2Kbps
or 4Mbps
本体間転送 FLCE DT-950 4Mbps
IrDA 機器 IrSock, IrCOMM プリンタ等 115.2Kbps
※通信速度は相手機器とのネゴシエーションで自動的に決定され、アプリケーションによる転送速度の設定は
※本機推奨の IrDA 通信機器以外の接続は保証できません。
IrDA 機器との通信は IrSock を使用する事を推奨します。IrCOMMCOM3:)を使用する場合は
接続できたかどうかの確認が取れない等、厳密な通信管理が出来ないため、上位プロトコル側で十
分な配慮が必要です。
RAW IR 通信
用途 インタフェース 考えられる通信相手
考えられる
通信速度
IrDA プロトコルを使用し
ない機器との通信
シリアル API プリンタ等
通信対象機
器によりま
※生データの赤外通信を行う場合に使用します
使用方法:
通常のシリアルポートと同様に、IRD1:ポートをオープンし、データの送受信を行ってください(制御
線は結線されていないため使用できません)。
設定可能な通信速度は、9600, 19200, 38400, 57600, 115200 bps です。
注意点:
赤外通信は半二重なので送信中は受信できません。また、送信後にゴミ受信データがバッファにたまっ
ている可能性があるので、送受信切り替え時には受信データを読み捨ててください。
光による通信であるため外乱光等の影響によりデータ化けやデータ欠けが発生する可能性があります。
データの正当性はアプリケーションでチェックを行ってください。
相手機器との赤外素子の組み合わせにより、通信が難しい速度があります。