User manual - DT-950通信機能解説書ver.1.00(2004年7月5日)
Table Of Contents

DT-950 通信機能解説書
§4 無線 LAN
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§4.無線 LAN
4-1.通信用途
通信用途一覧
用途 インタフェース 考えられる通信相手
LAN 接続 Infrastructure Mode AP(アクセスポイント)
小規模接続 Adhoc Mode DT-950, WiFi 機器等, DT-870/5100
※無線 LAN は内蔵モジュールを使用します。
※通信速度は電波環境で自動的に決定され、転送速度の設定はできません。
※本機推奨の AP 等通信機器以外の接続は保証できません。
※Adhoc モードは一時的に通信を行う用途以外では使用しないことを推奨します。使用する場合には、機器間
の実装に差が多く、セキュリティも WEP のみであり、省電力機能も働かない事があるので、動作確認を十分
行い、お客様の責任においてご使用ください。(カシオではサポート致しません。)
4-2.セキュリティ
WEP64(40)bits/128(108)bits をサポートします。
4-3.電力制御
電力制御項目一覧
項目 設定 備考
省電力モード 802.11 PSP API またはシステムメニューで設定
無線 LAN 電源 ON or OFF API またはシステムメニューで設定
WakeOnWirelessLAN サポートしません
4-4.レジューム
無線 LAN 使用中のサスペンド/レジューム後、通信可能になるまで20秒ほどかかります。
これはサスペンド時に無線 LAN モジュールに対して給電を停止するためです。
条件:良好な通信環境かつ固定 IP アドレスの場合
TCP/IP のソケットコネクションが張られている状態で、サスペンド/レジュームが行われた場合、レジューム後
に通信可能となった後、当該コネクションでそのまま通信可能です。ただし、必ずしも全ての場合で適用されると
は限らないため、通信相手や通信環境を含めてお客様の責任において十分検証を行ってください。最低でも、
通信不可の間双方から送信がなく、かつ通信相手がタイムアウトしていないことが必要です。