User manual - DT-950コモンコントロール開発ガイドver.1.00(2004年7月5日)
CTLFileDialogControl
機能 DT950 のファイル選択を行う場合に使用します。
読込用ファイルの指定、保存用ファイルの指定、フォルダの選択が可能です。
また、指定されたフォルダより上位への移動を禁止することも可能です。
書式 BOOL CTLFileDialogControl( HWND hWnd,
HINSTANCE hInstance,
LPCTSTR pDefaultFolder,
INT dwOperateMode,
LPCTSTR pReturnFilePath,
LPCTSTR pMaskExtension
);
パラメータ
hWnd:Create するウィンドウの親ウインドウハンドルを指定します。
hIinstance:親ウインドウのインスタンスを指定します。
pDdefaultFolder:ウインドウオープン時の初期フォルダ位置を指定します。(必須)
dwOperateMode:実行時の動作を指定します。
以下の値が指定できます。
値 意味
CTL_FD_FILEOPEN ファイルを開くモードで動作する。
CTL_FD_FILESAVE ファイルへ保存するモードで動作する。
CTL_FD_FOLDERSELECT フォルダ選択を行う。(ファイルは表示されなくなります)
CTL_FD_CHFOLDERROOT pDefaultFolder で指定されたフォルダより上位への移動を禁止します。
CTL_FD_IEFAVORITESADD IE 用のお気に入りに追加を行う場合の専用モードです。
CTL_FD_IEFAVORITESSEL IE 用のお気に入りの選択を行う場合の専用モードです。
CTL_FD_IEFAVORITESTO IE 用のお気に入りの移動先選択を行なう場合の専用モードです。
※ CTL_FD_IEFAVORITESADD、CTL_FD_IEFAVORITESSEL、CTL_FD_IEFAVORITESTO の3つは、IE 専用です。
pReturnFilePath:ユーザが選択したファイル名を保存するエリアのポインタを指定します。
(必須)このエリアにデフォルトとなるファイル名を入れておくことが可能です。
※この内容は、正しく設定して下さい。不定な値のままの場合は、メニューよ
りファイル名入力を選択した際に、不正な表示が行われる場合があります。
pMaskExtension:ファイルの拡張子で表示されるファイルを制限する場合に、その拡張子を
指定します。指定しない場合は、NULL を指定します。
※ 現在指定できる拡張子は、ひとつのみです。半角3文字で指定してください。
大文字小文字は、同一として判定されます。
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