User manual - DT-950コモンコントロール開発ガイドver.1.00(2004年7月5日)

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dwFlag ：アプリケーションに通知するキー
このパラメータは､ 次のページの組合わせになります。
値 意味
CTL_KEYUP 上カーソルキーが押されました。
CTL_KEYDOWN 下カーソルキーが押されました。
CTL_KEYENTER エンターキーが押されました。
CTL_KEYCLR クリアキーが押されました。
CTL_KEYESC ESC キーが押されました。
CTL_KEYFNNUM Fn＋数字キーが押されました。
CTL_KEYFNUP Fn＋上カーソルキーが押されました。
CTL_KEYFNDOWN Fn＋下カーソルキーが押されました。
CTL_KEYFNLEFT Fn＋左カーソルキーが押されました。
CTL_KEYFNRIGHT Fn＋右カーソルキーが押されました。
dwFlag で指定したキーが押されると、hwndMessage で指定したウインドウに
メッセージ UM_CTLEDIT が送信されます。
戻り値
関数が正常に終了した場合は､ 作成したエディットコントロールのハンドルを返します。
それ以外の場合は､ NULL を返します。
備考
戻り値のハンドルに対して WM_SETTEXT、WM_GETTEXT、EM_LIMITTEXT などのメッセージを送信す
ることにより、エディットコントロールの制御が行えます。
dwFlag で指定しないキーの動作はオリジナルのエディットボックスの動作に従います。
CLR キーはボックス内に入力文字列がある場合は全文字を消去します。
ボックスが空の場合は、dwFlag で CTL_KEYCLR が指定されている場合は親ウインドウにメッセ
ージを送信し、dwFlag で CTL_KEYCLR が指定されていない場合は NOP になります。
エディットコントロール内のコピー機能はありません。
ES_MULTILINE スタイルを指定したエディットボックスでも CTL_KEYUP や CTL_KEYDOWN や
CTL_KEYENTER を指定することができますが、エディットボックス内でのカーソルの上下移動や
改行入力ができなくなりますので注意してください。