User manual - DT-950ソフト機能解説書ver.1.00(2004年7月5日)
DT-950 ソフト機能解説書
§11 電源制御機能
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周波数を制御することができます。以下のシステムライブラリを使用してください。
※ システムライブラリ関数:CLBSetCPUMode
■低電圧監視制御
本体ハードウエアによる低電圧検出レベルには、以下の3つがあります。
各検出レベルからの RAM の保持時間については、下表を参照してください。
レベル 内容 動作 次回立ち上げ
VDET1 主電池電圧低下警告 主電池低下警告表示 ―――――
VDET2 主電池電圧低下 OFF 電源 OFF レジューム
(立上げ時警告あり)
VDET3 主電池電圧低下緊急 OFF クリティカル OFF ウォームブート
(立上げ時警告あり)
■バッテリ
①メインバッテリ
メインバッテリとしては、乾電池/標準充電池/大容量充電池の3種類があります。
表記 詳細
給電 給電中 外部電源が供給されている状態
乾電池状態
通常 メインバッテリ バッテリにより駆動している状態
充電 充電中 外部電源が供給されていて、充電中の状態
充電池状態
通常 メインバッテリ バッテリにより駆動している状態
1 O.K. 満充電もしくは、十分にバッテリがある状態
2 低 電池残量が残り 25%以下の状態
レベル
3 残りわずか VDET1 が検出された場合
メインバッテリの状態とレベル:
5 秒おきにバッテリの状態をチェックします。(アイコン表示時)
電池残量表示している間のみ、1秒おきにバッテリの状態をチェックします。(パワーマネージメント実行時)
②ユーザ通知方法
ユーザアプリケーションから電圧監視をする場合は、Win32API の GetSystemPowerStatusEx2();を使用し、
値を取ることができます。
VDET1 状態時に WM_POWERBROADCAST メッセージで PBT_APMBATTERYLOW が出力されます。