User manual - DT-950ソフト機能解説書ver.1.00(2004年7月5日)
DT-950 ソフト機能解説書
§10 スキャナ機能
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(2) キーボード出力方式
バーコードを読み取った直後にキー出力として、データの出力を行います。
デコードデータを通常のキー入力と同様に扱うことができるのが特徴です。
11-1-5.その他の機能
レーザスキャナライブラリには、その他の機能として以下のような機能があります。
(1) 読み取り性能
トリガキーを押してから、バーコードの読み取りが完了し、表示されるまでの時間はおよそ 180 ミリ秒以上となります。
DT-950
DT-5100 (参考) DT-300 (参考)
読み取り時間 180 ミリ秒以上 225 ミリ秒以上 180 ミリ秒以上
(2) 設定ファイル保存・読み出し
■設定ファイル保存
レーザスキャナライブラリにセットされている全ての設定内容を、テキストファイルに保存します。
設定ファイル名は、“¥FlashDisk¥System Setting¥OBRDRV.ini”となります。
※ レーザースキャナライブラリ関数:OBRSetAllOptions
■設定ファイル読み出し
設定ファイルを読み込んで、ファイルに記載されている設定をレーザスキャナドライバにセットします。
設定ファイル名は、“¥FlashDisk¥System Setting¥OBRDRV.ini”となります。
※ レーザスキャナは起動時に必ず設定ファイルの読み込みを行います。
設定ファイルがない場合、デフォルト設定で起動します。
※ レーザースキャナライブラリ関数:OBRGetAllOptions
(3) ログのファイル出力
「レーザスキャナドライバ」 内のメモリに記録された、ドライバの動作内容の情報を、ファイルに書き出すこと
ができます。ログ情報は、読み取り不良などの不具合が発生した場合に、原因の解析に利用することがで
きます。ファイル出力は「レーザスキャナライブラリ」または、「システムライブラリ」 により提供される関数で
行うことができます。
※ レーザースキャナライブラリ関数:OBRIntLogRequest
(4) トリガキーによる電源 ON
トリガキーを電源 ON 要因に設定しておくと、電源 OFF しているときにトリガーキーを押すと電源 ON する
ことができます。この設定で、スキャナを使用しているアプリケーション実行中に電源 OFF して、トリガーキ