User manual - DT-950ソフト機能解説書ver.1.00(2004年7月5日)

DT-950 ソフト機能解説書
§10 スキャナ機能
レーザの照射幅を狭くすることによって、隣接するバーコードにレーザが照射することなく、読み取れるよう
に設定することが可能です。照射幅は、以下の 5 種類を用意します。照射幅の変更は、「レーザスキャナラ
イブラリ」により提供される関数を用いて変更します。
デフォルト設定: 照射幅制御なし『オフ』
照射幅制御なし『オフ』 間口幅 幅広『大』 幅中『中』 幅狭『小』
「トップメニュー」→「2.設定」→「1.スキャナ設定」→「2.スキャナ動作」→「5.振れ角モード」
レーザースキャナライブラリ関数:OBRSetSwing
(7) レーザフォーカス機能
隣り合うバーコードの両方にレーザが照射してしまう状態で、バーコードの読み取りを行うと、どのバーコー
ドを読み取ったのかわかりにくいといった場合があります。
このような場合、レーザフォーカス機能を有効にすると、バーコードの読み取り成功時に、読み取ったバー
コードをレーザによって指し示し、どのバーコードを読み取ったのかを通知します。「レーザスキャナライブ
ラリ」により提供される関数で有効/無効の設定が行えます。
デフォルト設定: レーザフォーカス無効
「トップメニュー」→「2.設定」→「1.スキャナ設定」→「2.スキャナ動作」→「6.レーザーフォーカス」
レーザースキャナライブラリ関数:OBRSetFocus
(8) キャリブレーション
レーザスキャナモジュールには固体差があるため、レーザの照射幅に “誤差” が生じてしまいます。
キャリブレーションを実行することにより、この “誤差” を修正することができます。キャリブレーションは本
体付属の取扱説明書内レーザー発行幅調整法についての箇所に掲載されている専用バーコードを用い
て行います。
「トップメニュー」→「2.設定」→「1.スキャナ設定」→「4.OBR キャリブレーション」
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