User manual - DT-950ソフト機能解説書ver.1.00(2004年7月5日)
DT-950 ソフト機能解説書
§10 スキャナ機能
32
・ 表にある最大桁数は、バーコードの印刷品質、分解能、PCS、外光条件、スキャナとバーコードの距離等の条件が最
適な状態における、読取可能な桁数に基づいています。条件によっては、上記の最大桁数に設定しても、その桁数
のバーコードが読み取れない場合があります。
・ LATA コードの有効最小桁数を 1 桁に設定すると、誤読する確率が高くなります。デフォルトでは最小桁数が 4 桁に
設定されていますので、1 桁の LATA コードを読み取る必要がないようであれば、デフォルトの桁数設定のまま使用
することを推奨します。
チェックデジット計算について
バーコード値をある方式に従って計算し、その算出結果と特定の位置にあるチェックキャラクタとを比
較し、一致したら正しい読み取りデータとみなす処理です。計算方法はバーコードにより異なります。
また、デフォルトの設定は以下の通りです。
バーコード 最小桁数 最大桁数
チェック
デジット計算
チェック
キャラクタ出力
その他のフォーマット
EAN, JAN
UPC-A/B
8
(固定)
13
(固定)
有効 - -
EAN, JAN
UPC-A/B
アドオン
10
(固定)
18
(固定)
有効 - -
UPC-E
7
(固定)
7
(固定)
有効 有効 -
UPC-E アドオン
9
(固定)
12
(固定)
有効 有効 -
Code39
2 49
無効 有効 スタート/ストップキャラクタ出力有効
NW-7
2 57
- - スタート/ストップキャラクタ出力有効
Interleaved 2 of 5
4 94
有効 有効 -
Industrial 2 of 5
2 40
有効 有効 -
Code93
3 77
有効 - -
Code128
2
98
有効 - Full ASCII 変換出力有効
MSI
1 40
有効
(1 桁,mod10)
有効 -
IATA
4 40
無効 - -
RSS-14
RSS Limited
RSS Expanded
1 74
有効 有効 -
(2) 読み取り有効コードの設定
読み取りを有効にする、または無効にするバーコードの種類を指定することがきます。
特定のコードしか読み取らない場合は、使用するバーコードのみを有効に設定しておくことにより、デコー
ドの処理時間を短縮し、誤読率を低下させることができます。
デフォルト設定: 全コード読み取り有効