User manual - DT-950ソフト機能解説書ver.1.00(2004年7月5日)
DT-950 ソフト機能解説書
§1 概要
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2-2. システム導入
システムの導入手法について説明します。
2-2-1.システム初期導入
システム初期導入時は、アプリケーションをコピーする作業と、ネットワーク環境を設定する作業に分かれます。
(1)アプリケーションの導入
最初に下記の手法のいずれかを利用して親機を作成します。
・ブリッジ サテライト クレードル等を用いて PC からアプリケーションを Activesync 等を用いてコピーする。
・LAN接続して、PCからアプリケーションをコピーする。
次に下記の手法のいずれかを利用して子機を作成します。
・本体コピーツールを使用して、IrDA を介して親機の設定及びアプリケーションをコピーする。
・バックアップツールを使用して親機の設定及びアプリケーションをまとめたバックアップデータを PC 経由
で子機のFlashDisk内にコピーして親機の環境をリストアする。
※本体間コピーツール、バックアップツールの詳細についてはユーティリティ解説書をご覧下さい。
(2)ネットワーク環境の設定
ネットワーク環境の設定は、下記のような手順で個々に行います。
・ 設定ツールを起動してネットワーク環境を定義する。
※ネットワーク設定ツールの詳細についてはアプリケーション解説書をご覧下さい。
2-2-2.システムバックアップ
本機は、電池切れやフルリセットにより FlashDIsk に保存されたデータ以外を消去いたします。よってこまめに
バックアップを取られることをお勧めいたします。ここでは運用中にバックアップをとる手段について説明します。
(1) アプリケーション,レジストリデータが消失した時のシステムの自動復旧機能
導入を開始した端末が電池切れやフルリセットにより、アプリケーションやレジストリデータを消失した場合、
あらかじめシステムデータのバックアップを行っていれば、端末が起動する際に自動的にシステムデータの復
旧を行います。復旧中はオペレータによる操作が行えない状態になるので、操作を禁止するためのメッセージ
が表示されます。