User manual - デバイス制御ライブラリ リファレンスマニュアルver.1.01(2009年1月21日)

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(3) 転送ファイル
本プロトコルでは、DT500 プロトコル用のテキストファイルの転送を行います。
DT500 ファイル形式データファイル
フィールド長は 1254 バイトまで有効です。
PC windows 版転送ユーティリティのバイナリ転送でも転送可能です。
PC から受信したファイルをそのままの形式で指定ドライブに格納します。()
②DT500 ファイル形式ユーザプログラムファイル(拡張子、PD3EX3FN3)
DT-930 でプログラムとして実行はできませんが、ファイルとして転送が可能です。
PC から受信したファイルをそのままの形式で指定ドライブに格納します。()
③DT-900 システム転送用変換ファイル(拡張子、DTF)
DT-930 用アプリケーション・パッチファイルを本プロトコル転送用に変換したファイル。
システムメニューでのみ転送が可能です。
PC windows 版転送ユーティリティのバイナリ転送でも転送ができます。
DT500 では DT-BASIC 形式ファイルへの変換等を行ないますが、DT-930 では一切行ないません。
(4) プロトコルオプション
シリアル番号
シリアル番号は 5桁の 10進数で、伝送ブロックの先頭にあるテキスト制御文字のすぐ後につけられます。
5 桁に満たないときは、上位桁に 0(ゼロ)がはいります。
水平パリティチェック
ブロックチェックキャラクタ(BCC)は、伝送ブロックの末尾にあるターミネータのすぐ後につけられます。
水平パリティは、伝送ブロックにヘッダ(SOH STX)を除いた部分について計算されます。
(5) ダウンロード(PC から HT へのファイル送信)
ホスト PC のファイルを HT へ送信します。次の特徴があります。
非透過モードのため、規定フォーマットのテキストファイルのみ転送可能です。
受信データファイルは、指定ドライブに格納されます。
HT 上に進捗グラフを表示することが可能です。
(6)アップロード(HT から PC へのファイル送信)
HT のファイルを PC へ送信する。次の特徴があります。
非透過モードにより、規定フォーマットのテキストファイルのみ転送可能です。
HT 上に進捗グラフを表示することが可能です。
17.5.2 ファイル送受信基本機能
(1) 通信基本関数