User manual - デバイス制御ライブラリ リファレンスマニュアルver.1.01(2009年1月21日)
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(4) 接続先の Bluetooth 機器から切断が発生する場合を考慮した通信
通常、接続先の Bluetooth 機器から切断が発生した場合、BT_Write・BT_Read・BT_QueryRx のいずれ
かの関数を実行したときにエラーが発生します。しかし、Bluetooth ハードウェアの制約上、データ送信中
に相手機器から強制切断された場合等、切断が検出できず、切断が発生しても関数でエラーが発生しな
い場合がまれにあります。この場合、受信データの最終部に INIT の文字列を含むデータが追加され
てしまう事があります。
切断が検出できない場合に備え、ユーザアプリケーションにおいて相手機器からの応答データ(ACK な
ど)を監視し、一定時間以上相手機器から応答データが来ない場合は、異常発生としてエラー処理を行う
ようにして下さい。
接続先の Bluetooth 機器から切断が発生する場合を考慮した関数の実行手順を、次ページに示します。