User manual - デバイス制御ライブラリ リファレンスマニュアルver.1.01(2009年1月21日)
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(3) Bluetooth 接続と通信(BT 機器のアドレスが既知の場合)
接続する Bluetooth 機器のアドレスが既知の場合は、”Bluetooth 機器情報の取得と保存”の手順を省略
し、次の手順で Bluetooth 接続と通信を実行することができます。
(3) 通信するBluetooth機器の
アドレスを入力する
(キー、バーコード等)
(5)
(4)の構造体変数を使用して、
通信するBluetooth機器を選択
BT_SelectDev( )
(1) Bluetoothデバイスの初期化
BT_Start( )
(2) Bluetooth Passkeyの設定
BT_SetPassKey( )
(6) Bluetooth機器との接続
(仮想COMポートのオープン)
BT_Open( )
(8) Bluetooth接続の切断
(仮想COMポートのクローズ)
BT_Close( )
(7) Bluetooth機器との通信を
実行
BT_Write( ) / BT_Read( )
(9) Bluetoothデバイスの使用
を終了
BT_Stop( )
(4) Bluetooth機器のアドレスを、
BTST_DEVICEINFO構造体
変数に代入する
(3) 通信するBluetooth機器の
アドレスを入力する
(キー、バーコード等)
(5)
(4)の構造体変数を使用して、
通信するBluetooth機器を選択
BT_SelectDev( )
(1) Bluetoothデバイスの初期化
BT_Start( )
(2) Bluetooth Passkeyの設定
BT_SetPassKey( )
(6) Bluetooth機器との接続
(仮想COMポートのオープン)
BT_Open( )
(8) Bluetooth接続の切断
(仮想COMポートのクローズ)
BT_Close( )
(7) Bluetooth機器との通信を
実行
BT_Write( ) / BT_Read( )
(9) Bluetoothデバイスの使用
を終了
BT_Stop( )
(4) Bluetooth機器のアドレスを、
BTST_DEVICEINFO構造体
変数に代入する
手順(3)において入力する Bluetooth 機器のアドレスの形式は、”XX:XX:XX:XX:XX:XX”となります。(X は
ASCII の 16 進数で、0~9 および A~F です)
上記は、Bluetooth 機能使用開始から終了まで一連の流れを示しています。実際に業務においてプリン
タ等に出力する場合、1 枚プリントする度に上記手順を行うと、時間がかかるため、繰り返し部分について
次のような手順で高速化できます。
前処理→BT_Open( )→通信実行(1 枚目)→通信実行(2 枚目)→ ・・・ → BT_Close( )→後処理
※ ポイント:時間を置かずにプリントする場合は、一度 BT_Open でプリンタと接続したら、業務終了まで
BT 接続を維持したままにしておき、プリントデータのみを順次送信する事で、接続/切断にかかる時間
を節約できます
※ 時間が空いてしまう場合は、BT_Open→通信→BT_Close の部分を繰り返す事により BT_Start()およ
び BT_Stop()にかかる時間を節約できます。ただし、相手から切断された場合、電源 OFF した場合等、
関数からエラーが戻ってきた場合や、次項に示すようにプリンタからの応答がない場合には、所定の
エラー処理を行ってください。