User manual - デバイス制御ライブラリ リファレンスマニュアルver.1.01(2009年1月21日)
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エラー発生要因
次のフォーマットでエラー値について示します。
エラー値 エラーコード名称
詳細
エラーの詳細
関数名 IrCOMM 状態 主なエラー対処方法
エラーの
発生する関数名
関数異常終了時の
IrCOMM オープン状態
IrDA 部の上位が行う発生したエラーに対しての事後処理
エラー値
IRERR_NORESOURCE
詳細
IrDA 部内の資源不足により LASP(コネクトに必要な内部情報)が確保できないと発生します
IRERR_DISCONNECT エラーの要因として一緒に通知します
通常このエラーが発生することはありえないのでダンプ等を行い原因の調査をする必要があります
関数名 IrCOMM 状態 主なエラー対処方法
Ir_Open
オープンは行わずクローズ状態 ・ダンプ等を行い、原因調査をする必要があります
エラー値
IRERR_NODEVICE
詳細
回線上(空間)にコネクト可能なデバイスがないとき発生します
IRERR_DISCONNECT エラーの要因として一緒に通知します
Ir_Open 関数でのコネクト待ちタイムアウトの要因でもあります
関数名 IrCOMM 状態 主なエラー対処方法
Ir_Open
オープンは行わずクローズ状態 ・IO ボックスの装着を所定の位置に正しく固定して再実行し
て下さい
・デバイス同士を 20cm 以内に接近させて再実行して下さい
エラー値
IRERR_NOLSAP
詳細
回線上(空間)にコネクト可能なアプリケーションが無いときや IrDA プロトコルの実装が異なる(相手局に
IrCOMM 層がない)ときに発生します
IRERR_DISCONNECT エラーの要因として一緒に通知します
Ir_Open 関数でのコネクト待ちタイムアウトの要因でもあります
関数名 IrCOMM 状態 主なエラー対処方法
Ir_Open
オープンは行わずクローズ状態 ・相手局のプロトコル実装を確認して再実行して下さい