User manual - デバイス制御ライブラリ リファレンスマニュアルver.1.01(2009年1月21日)

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14.2.9 ブレイク要因検出
各ファンクションコールでは指定によりブレイク要因の検出を行ないます。ブレイク要因を検出するとファン
クションは実行中の処理を中断し、異常終了します。
ブレイク要因の検出を行なうには DT-930 のシステムに対してブレイク要因の検出を行なうように設定する
必要があります。ブレイク要因の検出はブレイク要因の設定ファンクションで設定することができます。
ブレイク要因は通信ポートのオープン直前(信号タイムアウト監視を行う前に)、ブレイク要因の検出後に
一度クリアします。
(1) ブレイク要因の検出を行なうファンクション
ブレイク要因の検出はフロー制御、信号タイムアウト監視、受信データ待ちのときに行ないます。
ブレイク要因の検出を行なうファンクションについては「14.3エラー詳細(p.253)」で各ファンクションのエラ
ーステータスを参照してください。エラーステータスの”CERR_o_BREAK”を通知します。
【ブレイク要因検出の流れ】
本機システム
本機システム
パラメータエラー、NOTオープンエラー
パラメータエラー、NOTオープンエラー
DR/CS/CDタイムアウト監視(信号待ち)
DR/CS/CDタイムアウト監視(信号待ち)
XON/XOFF制御(送信ビジー)
XON/XOFF制御(送信ビジー)
受信データ待ち
受信データ待ち
ファンクションコールの終了
ファンクションコールの終了
ブレイク要因による中断エラ
ブレイク要因による中断エラ
Exit
中断キー押下(ブレイク要因)
中断キー押下(ブレイク要因)
ブレイク要因の検出を行なうファンクション
ブレイク要因の検出を行なうファンクション
本機システム
本機システム
パラメータエラー、NOTオープンエラー
パラメータエラー、NOTオープンエラー
DR/CS/CDタイムアウト監視(信号待ち)
DR/CS/CDタイムアウト監視(信号待ち)
XON/XOFF制御(送信ビジー)
XON/XOFF制御(送信ビジー)
受信データ待ち
受信データ待ち
ファンクションコールの終了
ファンクションコールの終了
ブレイク要因による中断エラ
ブレイク要因による中断エラ
Exit
中断キー押下(ブレイク要因)
中断キー押下(ブレイク要因)
ブレイク要因の検出を行なうファンクション
ブレイク要因の検出を行なうファンクション