User manual - デバイス制御ライブラリ リファレンスマニュアルver.1.01(2009年1月21日)
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14.2.4 フロー制御
(1) XON/XOFF 制御
XON/XOFF 制御は受信バッファ全体の領域が 67 バイト以上であるとき機能します。
受信バッファの空きが 32バイト以下になるとバッファビジーとなり、XOFFコードを送信して接続先からの転
送データの送信を一時停止するように要求します。
受信バッファに格納されている受信データが 32 バイト未満になるとバッファノンビジーとなり、XON コード
を送信して接続先からの転送データの送信再開を要求します。
接続先から XOFFコードが送られてきたとき接続先がバッファビジーとなり、転送データの送信を一時中止
して XON コード受信待ちとなります。
接続先から XONコードが送られてきたとき接続先がバッファノンビジーとなり、転送データの送信を再開し
ます。
本機能を使用する場合は”受信ハンドラの切替え”ファンクションで標準ハンドラに指定してください。
(2) RS/CS フロー制御
XON/XOFF 制御は受信バッファ全体の領域が 67 バイト以上であるとき機能します。
受信バッファの空きが 32 バイト以下になるとバッファビジーとなり、RS 信号を OFF にして接続先からの転
送データの送信を一時停止するように要求します。
受信バッファに格納されている受信データが 32 バイト未満になるとバッファノンビジーとなり、RS 信号を
ON にして接続先からの転送データの送信再開を要求します。
転送データの送信は CS 信号が ON であれば行ない、CS 信号が OFF であれば行なわず、ON 待ちとなり
ます。
本機能を使用する場合は”受信ハンドラの切替え”ファンクションで標準ハンドラに指定してください。
また”COM のオープン”、”DR/CS/CD タイムアウト監視値の設定”ファンクションで CS 信号の監視を行なう
ように指定してください。