User manual - デバイス制御ライブラリ リファレンスマニュアルver.1.01(2009年1月21日)
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照合回数
読取ったデータに対する信頼性を向上するための照合回数を設定できます。
照合回数をもとに内部で設定した回数の読み取りを行ない照合します。
1~9 回まで設定することが可能です。
照合回数は、dat_system 関数を使用して設定します。
チェックデジットの計算
チェックキャラクタと、コードごとの計算方式の結果を照合します。
コードごとにチェックデジット計算の有効/無効を設定することができます。
初期値状態は“有効”です。
同一ラベルの二度読み防止
読取り回数を2回以上に設定し、連続読みにて読取りを行なっている場合、1回の読取り中(1回のトリガ
キー押下)に同一ラベルを連続して読むことはできません。
ブザー制御
1 コードごとの読取り完了を、ブザー音によって通知することができます。
ブザー制御を無効にすることも可能です。
※ システム全体としてのブザーの音量は”環境設定メニュー”または、dat_system 関数によって設定する
ことができます。システム全体の音量が OFF になっている場合、ブザー音による通知を設定してあって
も音はなりません。
LED 制御
1 コードごとの読取り完了を LED の点灯によって通知することができます。
• 読取りコードが正常な場合、LED を一定秒間緑色に点灯したのち消灯します。
• 読取りコードが異常な場合、LED を一定秒間赤色に点灯したのち消灯します。
LED 制御を無効にすることも可能です。
読取りコードが異常になる要因には、次のものがあります。
• 指定した桁数の範囲外のバーコードを読取った
• チェックデジッド指定時のチェックデジッドエラー
• CODE-39、CODE-93 における Full ASCII 変換エラー