User manual - デバイス制御ライブラリ リファレンスマニュアルver.1.01(2009年1月21日)

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13.2 OBR 制御機能
レーザーを点灯し、バーコードの読取りができる読取り可能状態と、レーザーを消灯し、バーコードの読取
りができない読取り待機状態の切替えを行ないます。
また、現在の状態を参照することができます。
開始処理は読取りコードの設定を行なうことも可能です。読取りコードの設定についての詳細は設定を参
照してください。
1 文字の読込み
OBR_getc 関数を使用して、OBR バッファから 1 文字を読出します。
文字列の読込み
OBR_gets 関数を使用して、OBR バッファから 1 ラベル(コード)の文字列を読出します。
OBR データバッファの状態チェック
OBR_stat 関数を使用して、OBR バッファ内の残りバイト数と残り段数を取得することができます。
OBR データバッファのクリア
OBR_flush 関数を使用して、OBR バッファのクリアを行ないます。
格納先バッファの切替え
OBR_chgbuf 関数を使用して、バーコードデータの格納先を OBR バッファとキーバッファに切替えること
ができます。
格納先をキーバッファに変更することで、読取りデータをキー入力と同時にあつかうことができます。
初期状態は、OBR バッファを設定しています。
OBRバッファとは、バーコードの読み取りデータを専用に格納するバッファで、バーコード9個分のサイ
ズがあります。