User manual - デバイス制御ライブラリ リファレンスマニュアルver.1.01(2009年1月21日)

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11.5 フォントファイル
ROM 搭載以外のフォントを表示することができます。
フォント全部を交換するユーザーフォントとフォントを一部追加する外字フォントがあります。
11.5.1 ユーザーフォント
ユーザーが独自に作成したフォントを”ユーザーフォント“としてシステムに登録することで、ROM 搭載フォ
ントを代替することができます。
ユーザーフォントの表示を行なう場合は、lcd_usrfont 関数を使用してシステムにユーザーフォントを登録
します。ROM フォントに戻す場合は、lcd_romfont 関数を使用します。これによりユーザーフォントと ROM
フォントを同一画面に混在して表示することができます。
※ DT-930 は、従来機種(DT-900)をフォントデータ構造が異なります。
※ DT-900 用のユーザーフォントファイルを、DT-930 で使用するためには、フォントコンバートツールで
変換する必要があります。
ファイルフォーマット
フォント ファイルフォーマット 備考
縮小 ANK
標準 ANK
File to
p
00h フォントデータ
01h フォントデータ
：
：
FFh フォントデータ
File end
ファイルヘッダはありません、
00h～FFｈまでのフォントデータを連続して格納します。
フォントデータを途中までしか格納していない場合は、それ
以後のコードはスペースを表示します。
漢字
File to
p
8140h フォントデータ
：
：
84FFh
フォントデータ
889Fh フォントデータ
：
：
9FFFh フォントデータ
E040h
フォントデータ
：
：
EAFFh
フォントデータ
File end
ファイルヘッダはありません、
XX00h～XX3Fh、および 8840h～889Eh のフォントデータを
格納する必要はありません。詰めて格納してください。
XX7Fh、XXFDh、XXFEh、XXFFh のフォントデータは、表示対
象外ですが、ダミーデータを格納してください。
フォントデータを途中までしか格納していない場合は、それ
以後のコードはスペースを表示します。
フォントファイルの最大容量
フォントモード フォント 容量
縮小 ANK 1,536 バイト （6 バイト × 256 文字）
標準 ANK 3,072 バイト (12 バイト× 256 文字)
6 ドット
漢字 177,432 バイト （24 バイト×7,393 文字）
縮小 ANK 2,048 バイト （8 バイト× 256 文字）
標準 ANK 4,096 バイト （16 バイト× 256 文字）
8 ドット
漢字 236,576 バイト （32 バイト×7,393 文字）
縮小 ANK 5,120 バイト （20 バイト× 256 文字）
標準 ANK 10,240 バイト （40 バイト× 256 文字）
10 ドット
漢字 443,580 バイト （60 バイト×7,393 文字）