User manual - デバイス制御ライブラリ リファレンスマニュアルver.1.01(2009年1月21日)
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10.5.6 s_settimer2
タイマ 2 にイベントの発生間隔を登録し、通知を有効にします。イベントの発生間隔は 31.25 ミリ秒単位
(最大 60 分)で指定でき、最大で 10 種類の値を登録することができます。登録に成功すると 0~9 のタイ
マ登録 ID を返します。このタイマ登録 ID は、s_timerend 関数による登録の削除に使います。
ER s_settimer2(
ID
flgid
,
UW
setptn
,
UW
tmcnt
);
パラメータ
flgid
対象のイベントフラグ ID を指定します。アプリケーションプログラムから呼び出す場合、この値は
FL_TM2_INT_ID 固定です。
setptn
タイムアップ時にイベントフラグにセットするビットを FL_TM2_INT_ITU0 ~ FL_TM2_INT_ITU31 の
範囲で指定します。複数のビットを OR で指定することもできます。
tmcnt
タイマカウントを 1~115200 (1 カウント = 31.25 ミリ秒)の範囲で指定します。
戻り値
関数が成功すると 00h~09h のタイマ登録 ID が返ります。失敗すると次のエラーが返ります。
E_PRM
:パラメータエラー
E_TID_OVER
:登録数オーバー
解説
本関数で登録したタイマーは s_timerend2関数で削除するまで、指定された発生間隔でイベントの通
知を繰り返します。
イベントを受け取ったアプリケーションプログラムは適当な処理を行い、clr_flg 関数でイベントをクリア
してください。
イベントの通知が不要になったら s_timerend2 関数でタイマの登録を削除してください。
タイマは最大+31.25 ミリ秒の誤差が生じます。
参照
s_timerend2 関数