User manual - 拡張機能ライブラリ リファレンスマニュアルver.1.00(2008年5月26日)

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3.2.2. 通信のオープン・クローズ
オープン
Bluetooth接続処理の中で、BT_Start() BT_Open()に時間がかかるため、関数の構成としてこれら 2
の関数は、分けて実行するようにしています。オープン関数の中には、BT_Open()が含まれています。従
って、オープン関数を呼ぶ前には、必ず BT_Start()(最短 1.5 )を呼ぶ必要があります。
オープン関数の中では、次の処理を行なっています。
①通信する Bluetooth 機器の情報をファイルから取得(BT_LoadDevInfo)
②通信する Bluetooth 機器を選択(BT_SelectDev)
Bluetooth 機器との接続(BT_Open3 )
クローズ
オープン処理で BT_Start() BT_Open()を分離しているので、クローズ処理もそれに対応して、
BT_Close() BT_Stop()を分離しています。完全に終了させるためには、クローズ後に BT_Stop()を呼ん
でください。
クローズ関数の中では、次の処理を行なっています。
Bluetooth 機器との切断(BT_Close)
3.2.3. 通信の送信・受信
送受信処理では、プリンタにデータ送信後はステータスの要求と受信を行いプリンタの状態監視を行ない
ます。
データ送信
指定された送信データをプリンタに送ります。
送信関数の中では、次の処理を行なっています。
①指定文字数分のデータを送信(BT_Write)
ステータス受信
STX で始まる文字列を指定文字数分(STX を含む)受信します。
受信関数の中では、次の処理を行なっています。
①指定文字数分のデータを受信(BT_Read)
②受信タイムアウトをチェック