User manual - 拡張機能ライブラリ リファレンスマニュアルver.1.00(2008年5月26日)
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7. IOBOX 検出切替ライブラリ
7.1. 概要
DT500プロトコルは IOボックスとの IR通信を前提としているため、通信中に IOボックス検出を行っており、
通常、検出されない場合は通信できません。
本関数は、DT500 プロトコルによる、本機と MCU60 との IR 通信を可能にするため、IO ボックス検出機能
の有効/無効を切り替える機能を提供します。
MCU60
• SS&T 社製 IO ボックス
• プロトコル:DT500 プロトコル(ROM 内容の交換により他のプロトコルバージョンあり)
• プリンタ内蔵
• モデム内蔵
• RS-232C によるホスト接続
機能
IO BOX の検出を有効/無効にします。
有効:IO ボックス検出を行う (BASIC IO 使用時)
無効:IO ボックス検出を行わない(MCU60使用時)
※ pwr_inhabit()等の「IO ボックス検出」機能には影響しません。プロトコル上での IO ボックス検出の切
替えを行うのみです。
※ 本関数で設定した内容は、リセット/レジューム OFF で初期化(有効状態)となります。
提供ファイル
IO_APLM.H
IO BOX 検出切替え関数のヘッダファイル
IO_APLM.OBJ
IO BOX 検出切替え関数のオブジェクトファイル
使用方法
1. アプリケーションに下記のファイルをインクルードし、「io_detect 関数」で IO BOX 検出の切替えを行っ
てください。
• IO_APLM.H
2. アプリケーションのリンク時に以下のファイルをリンクしてください。
• IO_APLM.OBJ
3. アプリケーションソースに修正を加え、ビルドしてください。