User manual - アップダウンロード for Windows解説書(2006年4月17日)
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3.9.5. B.S/B.B(IOBOX)モード - 同時複数動作版
3-9-5-1.機能
LMWIN V6.1 からは、PX-8x2(WindowsCE 系 HT 用の B.S./B.B.IOBOX のみ)系の IOBOX と PC
をUSB-IrDA経由
で最大 8 台接続(4台推奨)し、複数台の HT との同時通信を可能にします。
進捗バーには通信を行っている端末の管理ナンバーとデバイス名称が表示されます。
(環境設定ファイルにデバイス名を列挙している場合のみ)
IOBOX は 4 台以下(同時通信台数 4 台)で使用して下さい。
同時通信する台数に応じて、PC の IrDA プロトコルスタックに負荷がかかる為、単体動作時よりも実
効レートが劣ります。最大接続/通信可能な台数は 4 台までとする事をお勧めします。
また、接続処理は 1 台ずつしか行われません。
3-9-5-2.I/F の選択と設定
[環境設定]メニューで、[B.S/B.B]をチェックすると、B.S/B.B インタフェースが選択されます。
また、デフォルトのインタフェースとして環境設定ファイルに登録されていますので、LMWIN を起動
時に B.S/B.B インタフェースが選択され、[通信設定]で、下記の画面が表示されます。
<B.S/B.B 設定画面>
作業ディレクトリ :スクリプトファイルを保存するディレクトリを指定。
ログファイル :LMWIN のエラーログファイルをフルパスで指定。
3-9-5-3.同時複数対応での設定詳細
環境設定ファイル(device.ini)にて以下の項目を記載します。
(1)同時複数動作の有効化
[BS/BB]の項に、
書式:MAX_DEVICE=最大同時通信可能端末台数(10 進表記)
同時複数動作を有効
にする場合は、「4」(最大「8」まで可能)
同時複数動作を無効
にする場合は、「1」(従来の単体/連鎖動作です。)を指定して下
さい。
デフォルトは「MAX_IO=4」で同時複数動作が有効の状態です。
注) 上記以外(8/4/1 以外)の値に設定しないで下さい。
・従来までの単体/連鎖動作を行う場合は必ず、無効(MAX_DEVICE=1)の状態にして下
さい。
・対応OS以外(Win98SE/ME/NT4.0)では有効に指定しても、従来の単体/連鎖動作と
なります。