User manual - アップダウンロード for Windows解説書(2006年4月17日)
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3.7.3. 初期設定ファイル(LMWIN.INI)
LMWIN.INI では起動等に関する項目が記載されています。これらの項目は起動時に読み込まれ
ます。
項目に関する設定画面は有りません。
また、このファイルが無い/破損している場合、初期値で起動します。
■ファイルの内容
記述子 初期値 選択範
囲
意味
[CODE] - - -
-1= F501 - コプロセスのエラー戻り値(現在は固定)です。
[MODE] - - -
ON
最小化で実行します。 MINIMIZE=
OFF
OFF 通常のサイズで実行します。
ON 起動時にサーバーモードになります。 SERVER=
OFF
OFF 起動時にサーバーモードになりません。
ON
1回の実行で接続を終了します。
※同時複数動作する I/F には無効。
1SHOT=
OFF
OFF バッチモードで起動します。
ON
多重起動を許可します。
DUPLICATE=
OFF
OFF
多重起動を許可しません。
0
セッション中のタイムアウトは無限です。 COMMAND_TIMEOU
T=
(単位=秒)
※1
30
1~3600
セッション中のタイムアウトは1~3600 秒(1時間)です。
3600 以上設定すると 3600 秒となります。
ON
スクリプトファイル内の子プロセスで起動されたプログラムの終
了を
待たずに先のスクリプト文を実行します。
※ただし、子プロセスからの戻り値を取る為の設定である
[CODE]エリアに「-1=F501」が指定してあると、こちらが優先さ
れ、子プロセスの終了を待ちます。
CHILD_THROUGH=
OFF
OFF
スクリプトファイル内の子プロセスで起動されたプログラムの終
了を
待ってから、先のスクリプト文を実行します。
ON
セッション接続前/エラー表示前にエラー表示を消去します。
常に最新で 1 つのみ、エラー表示を行います。
1ERROR_MESSAGE=
OFF
OFF
最大8個まで、エラーダイアログを表示します。
ON
終了時、終了確認の判断ダイアログの表示を省略せずに終了
します。
CLOSE_MESSAGE=
ON
OFF
終了時、終了確認の判断ダイアログの表示を省略して、終了し
ます。
■注意
※ 1 HT 上の Flink/FLCE からスクリプトを指定せずにアイドルモードで接続されていて、ホスト PC
からのコマンド待ちになっている時、ここで指定した秒数の間にホスト PC からコマンドを指定し
ないと、タイムアウトとなり、そのセッションは"Command Timeout Error"でエラー終了します。
1回(シングル)モードで通信を行い、その後何もコマンドを発行しない場合、このエラーになり
ます。