User manual - DT-930 AP開発支援ライブラリ解説書(2006年9月29日)
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☆通信モードにおける機能、モデム操作、ポート操作の指定における xy_modem()の処理内容
機能 モデム操作 ポート操作 xy_modem() の処理内容
指定なし XY_232ON
XY_232OFF
パラメータエラー
パラメータエラー
指定なし
XY_MODEM XY_232ON
XY_232OFF
パラメータエラー
発(着)信
指定なし XY_232ON
XY_232OFF
オープン→送信→クローズ
送信
XY_SEND
XY_MODEM XY_232ON
XY_232OFF
オープン→発(着)信→送信→回線断→クローズ
発(着)信→送信→回線断
指定なし XY_232ON
XY_232OFF
オープン→受信→クローズ
受信
XY_RECEIVE
XY_MODEM XY_232ON
XY_232OFF
オープン→発(着)信→受信→回線断→クローズ
発(着)信→受信→回線断
☆モデム操作にて XY_MODEM を指定した場合、モデムに対しては、以下の設定を行います。
ダイヤルトーン検出・ビジートーン検出 ATX4
*キャラクタエコーなし ATE0
*リザルトコードを数字で返す ATV0
自動応答しない ATS0=0
*CDを常にON AT&C0
*の印の付いた項目は変更しないで下さい。
・ファイル名リストについて
ファイル名は必ずフルパスで格納して下さい。
ex. Aドライブのルートディレクトリにある TEST.C というファイルは
<ドライブ名+ディレクトリ+ファイル名>という形でセットして下さい。
memcpy(&(file_list[0]), "A:\\TEST.C”, 10);
また、最終テーブルの先頭にはNULLコード('\0')をセットして下さい。
A:\\TEST.C
B:\\TEST.DAT
\0