User manual - DT-930 AP開発支援ライブラリ解説書(2006年9月29日)
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5. 入力関数群
データの入力は、バーコード及びキー入力により行いますが、入力を抜ける条件として、通常の
入力以外の条件(ファンクションキー押下、後退キー押下等)を設定するのは若干面倒な処理が
入ります。
それらの設定を引数指定により実行できる関数が下記の入力関数です。
制御キー入力 テンキー、電源キー及びシフトキーを除いた制御キーのうち、脱出
するキーを引数により指定し、そのキーが押されたら終了する。
脱出条件設定付入力(文字) 引数として脱出条件を渡し、それに合致する条件が発生したら入
力処理を抜け、バーコード入力があったら、バーコードバッファか
ら読み出し、文字列に代入する。
脱出した情報は戻り値及びグローバル変数にて知らせる。
*脱出条件:ファンクションキー入力、LB発生、及び key_string で
設定できる脱出条件
脱出条件設定付入力(数値) 引数として脱出条件を渡し、それに合致する条件が発生したら入
力処理を抜け、バーコード入力があったら、バーコードバッファか
ら読み出し、文字列に代入する。
脱出した情報は戻り値及びグローバル変数にて知らせる。
*脱出条件:ファンクションキー入力、LB発生、及び key_string で
設定できる脱出条件
日付入力 年月日の入力を行い、システム日付を書き換える
時刻入力 時分秒の入力を行い、システム時間を書き換える
シフトキー制御 シフトキーの状態設定・取得を行う
次ページ以降に関数仕様を示します。
日付及び時刻入力については、カスタマイズに用いていただける様に、その関数のソースリスト
を添付します。