User manual - DT-930 AP開発支援ライブラリ解説書(2006年9月29日)

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4. ブロックチェック関数群
データ通信時に大概必要になるのが水平パリティのコードであり、一部のバーコードにおいては、
バーコードデータの最後にチェックディジットがつくケースがあります。
これらの値を算出するには、そのロジックをプログラムに反映すればいいのですが、まずはロジッ
クを調べることから始まるため、新規に作る場合は少々面倒です。
そこでこの計算ロジックを関数にして提供するのが「ブロックチェック関数群」です。
チェックサム計算 指定データのチェックサムを計算し、値を返す。
CRC計算 指定データのCRC値を計算し、返す(ANSI、CCITT及びXMODEM)
LRC計算 指定データのLRC値を計算し、返す。
チェックディジット計算 指定データに対し、指示された計算方式でチェックディジット を算出し、値を
返す。
次ページ以降に関数仕様を示します。