User manual - DT-810PR解説書Rev.1.00(2006年9月29日)

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6.2.8
フォーム登録開始コマンド 
[ESC]XO
機能 フォームの登録開始を宣言します。
書式 [ESC]XO;aa,b[LF][NUL]
用語 aa : フォーム番号
 01∼20
b  : フォームバージョン番号
0∼9
0を指定すると未登録にします
補足
(1) 最大20種類までフォーム登録可能です。ただし、メモリ容量に制限があるため、
登録するフォームの容量により最大可能数は異なります。
(2)
各フォームの最新データはバージョン番号の一番大きいものではなく、一番最新
に登録されたフォームデータとなります。
(3)
既に登録済みのフォーム番号を再登録する場合、フォーム登録開始コマンド
([ESC]XO)を送信すれば新しいフォームが再登録されますが、再登録の度にメモ
リが消費されます。
(4)
フォーム登録開始コマンド([ESC]XO)受信後、フォーム登録終了コマンド
([ESC]XP)を受信するまでの間は、以下のコマンド以外はフォーム登録されずに
無視されます。
・ラベルサイズ設定コマンド([ESC]D)
・印字濃度微調コマンド([ESC]AY)
・印字位置微調コマンド([ESC]AX)
・文字列フィールドコマンド([ESC]PC)
・バーコードフィールドコマンド([ESC]XB)
・グラフィックフィールドコマンド([ESC]N)
(5)
フォーム登録開始コマンドを送らないとラベルサイズ設定コマンド([ESC]D)、
文字列フィールドコマンド([ESC]PC)、バーコードフィールドコマンド([ESC]XB)
グラフィックフィールドコマンド([ESC]N)は無視され捨てられます。
また、フォーム登録開始コマンド送信後、各フィールドコマンドや印字濃度/
印字位置微調コマンドに先立ち必ずラベルサイズ設定を送信しなければなりませ
ん。
(6) フォーム登録によりフラッシュROMのフォーム登録エリアの領域に空きが無
        くなった場合は、自動的にこの領域の初期化を行います。ただし、各フォームの
最新バージョンは保持されます。
参照 ・フォーム登録終了コマンド ([ESC]XP)
例題 フォーム番号02のバージョン3の登録開始を宣言します。
[ESC]XO;02,3[LF][NUL]