User manual - Cライブラリ解説書(2006年4月17日)

DT-930 Cライブラリ解説
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9.8.4. cu_fileSend1
【通信ユーティリティ マルチドロッププロトコル】
1ファイルの送信を行います。
パラメータの指定により、画面に送信処理の進捗を示すグラフを表示できます。
ER cu_fileSend1(
H
comNo
CU_FILE_INFO_FORM *
fileInfo
UB
graphFlag
UB
graphPos
)
パラメータ
comNo
通信ポート
COM0 カシオ IR インタフェース
fileInfo
転送ファイル情報のアドレス
(転送ファイル情報はファイル送信関数を参照して下さい)
graphFlag
グラフ表示フラグ
CU_GRAPH_ON_1 転送全体を100%として表示
CU_GRAPH_ON_2 1ファイルを100%として表示
CU_GRAPH_OFF 表示しません
graphPos
グラフ表示行(0~7,graphFlag CU_GRAPH_OFF 時は参照しません)
戻り値
関数結果
E_OK 正常終了
E_NG 異常終了
E_PRM パラメータエラー
補足
・当関数の実行に先立ち1度、cu_fileSendSet 関数を実行する必要があります。
cu_fileSendSet 関数で総転送サイズを不定/不明とした場合、グラフ表示フラグに
関わらず、グラフ表示は行いません。
・途中で cu_end 関数を実行するか、相手から中断されない限り、cu_fileSendSet 関数で
指定したファイル数分、当関数を実行する必要があります。
・全ファイル送信後は、cu_close 関数を実行する必要があります。