User manual - Cライブラリ解説書(2006年4月17日)
DT-930 Cライブラリ解説書
283
8.4.9. BT_SelectDev
接続する Bluetooth 機器を指定します。
H BT_SelectDev(
BT_DEVINFO *
s_devinfo
,
B
Security
);
パラメータ
s_devinfo
デバイス情報が格納されている構造体変数のポインタ
Security
セキュリティモード
BT_SEC_NORMAL BT 接続時に認証および暗号化を使用しない
BT_SEC_AUTH BT 接続時に認証のみを有効にする
BT_SEC_ENCRYPT BT 接続時に認証と暗号化を有効にする
【ストラクト構造】
typedef struct {
UW ErrFlag; :エラーフラグ
B DevAddr[18]; :Bluetooth アドレス
形式は”XX:XX:XX:XX:XX:XX”となります
XはASCII の 16 進数(0~9 および A~F)
B DevName[82]; :Bluetooth デバイス名
H DevClass; :Bluetooth デバイスクラス
} BT_DEVINFO;
戻り値
(エラー詳細は、エラー値取得関数 (BT_Err_Get) にて取得してください)
関数結果
E_BTOK 正常終了
E_BTNG 異常終了
補足
本関数に指定するデバイス情報は、BT_GetDevInfo、 BT_GetDevName、BT_LoadDevInfo のう
ちのいずれかの関数を使用して、取得しておいてください。
本関数で認証または暗号化を有効に設定する場合は、BT_SetPassKey 関数を実行してパスキ
ーを設定しておく必要があります。