User manual - Cライブラリ解説書(2006年4月17日)
DT-930 Cライブラリ解説書
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(4)接続先の Bluetooth 機器から切断が発生する場合を考慮した通信
通常、接続先の Bluetooth 機器から切断が発生した場合、BT_Write・BT_Read・BT_QueryRxのい
ずれかの関数を実行したときにエラーが発生します。しかし、Bluetooth ハードウェアの制約上、
データ送信中に相手機器から強制切断された場合等、切断が検出できず、切断が発生しても関
数でエラーが発生しない場合がまれにあります。この場合、受信データの最終部に INIT の
文字列を含むデータが追加されてしまう事があります。
切断が検出できない場合に備え、ユーザアプリケーションにおいて相手機器からの応答データ
(ACK など)を監視し、一定時間以上相手機器から応答データが来ない場合は、異常発生として
エラー処理を行うようにして下さい。
接続先の Bluetooth 機器から切断が発生する場合を考慮した関数の実行手順を、次ページに示
します。