User manual - Cライブラリ解説書(2006年4月17日)
DT-930 Cライブラリ解説書
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(3)Bluetooth 接続と通信(BT 機器のアドレスが既知の場合)
接続する Bluetooth 機器のアドレスが既知の場合は、「Bluetooth機器情報の取得と保存」の手順
を省略し、以下の手順で Bluetooth 接続と通信を実行することができます。
(3) 通信するBluetooth機器の
アドレスを入力する
(キー、バーコード等)
(5) (4)の構造体変数を使用して、
通信するBluetooth機器を選択
BT_SelectDev( )
(1) Bluetoothデバイスの初期化
BT_Start( )
(2) Bluetooth Passkeyの設定
BT_SetPassKey( )
(6) Bluetooth機器との接続
(仮想COMポートのオープン)
BT_Open( )
(8) Bluetooth接続の切断
(仮想COMポートのクローズ)
BT_Close( )
(7) Bluetooth機器との通信を
実行
BT_Write( ) / BT_Read( )
(9) Bluetoothデバイスの使用
を終了
BT_Stop( )
(4) Bluetooth機器のアドレスを、
BTST_DEVICEINFO構造体
変数に代入する
(3) 通信するBluetooth機器の
アドレスを入力する
(キー、バーコード等)
(5) (4)の構造体変数を使用して、
通信するBluetooth機器を選択
BT_SelectDev( )
(1) Bluetoothデバイスの初期化
BT_Start( )
(2) Bluetooth Passkeyの設定
BT_SetPassKey( )
(6) Bluetooth機器との接続
(仮想COMポートのオープン)
BT_Open( )
(8) Bluetooth接続の切断
(仮想COMポートのクローズ)
BT_Close( )
(7) Bluetooth機器との通信を
実行
BT_Write( ) / BT_Read( )
(9) Bluetoothデバイスの使用
を終了
BT_Stop( )
(4) Bluetooth機器のアドレスを、
BTST_DEVICEINFO構造体
変数に代入する
手順(3)において入力する Bluetooth 機器のアドレスの形式は、”XX:XX:XX:XX:XX:XX”となりま
す。 (XはASCIIの16進数で、0~9およびA~Fです)
上記は、Bluetooth 機能使用開始から終了まで一連の流れを示しています。実際に業務におい
てプリンタ等に出力する場合、1 枚プリントする度に上記手順を行うと、時間がかかるため、繰り返
し部分について以下のような手順で高速化できます。
前処理→BT_Open( )→通信実行(1枚目)→通信実行(2 枚目)→ ・・・ → BT_Close( )→後処
理
※ ポイント:時間を置かずにプリントする場合は、一度 BT_Open でプリンタと接続したら、業務終
了まで BT 接続を維持したままにしておき、プリントデータのみを順次送信する事で、接続/切
断にかかる時間を節約できます
※ 時間が空いてしまう場合は、BT_Open→通信→BT_Close の部分を繰り返す事により
BT_Start()および BT_Stop()にかかる時間を節約できます。ただし、相手から切断された場合、
電源 OFF した場合等、関数からエラーが戻ってきた場合や、次項に示すようにプリンタからの
応答がない場合には、所定のエラー処理を行ってください。