User manual - Cライブラリ解説書(2006年4月17日)
DT-930 Cライブラリ解説書
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6.2.5. デリートコード制御
デリートコードと受信文字コードが一致したとき、そのデータを破棄して受信バッファへの格納を
行いません。
デリートコードは4つまで指定できます。
デリートコード制御の設定は「COMのオープン」ファンクションで行います。
【デリードコードの制御の流れ】
転送データを受信
転送データを受信
デリートコードと比較
デリートコードと比較
デリートコードと一致し
ないデータをバッファに格納
デリートコードと一致し
ないデータをバッファに格納
‘a9D’
‘1Zaj’ ‘08b’
‘a’が一致する
受信データ‘9D’を格納
‘08b9D’
受信データ デリートコード 受信バッファ
転送データを受信
転送データを受信
デリートコードと比較
デリートコードと比較
デリートコードと一致し
ないデータをバッファに格納
デリートコードと一致し
ないデータをバッファに格納
‘a9D’
‘1Zaj’ ‘08b’
‘a’が一致する
受信データ‘9D’を格納
‘08b9D’
受信データ デリートコード 受信バッファ
6.2.6. エラーコードバッファリング制御
通信エラー(パリティ、オーバーラン、フレーミング)が発生したとき、指定のコードを受信バッファ
へ格納します。
通信エラーとなった受信データは受信バッファに格納しません。
エラーコードバッファリング制御の設定は「エラーコードバッファリング制御の設定」ファンクション
で行います。
【エラーコードバッファリング制御の流れ】
転送データを受信
転送データを受信
通信エラーが発生
通信エラーが発生
‘E’ ‘e’ ‘08b’
受信データ‘E’が通信エラー
エラーコードをバッファに
格納
エラーコードをバッファに
格納
エラーコード‘e’を格納
‘08be’
受信データ エラーコード 受信バッファ
転送データを受信
転送データを受信
通信エラーが発生
通信エラーが発生
‘E’ ‘e’ ‘08b’
受信データ‘E’が通信エラー
エラーコードをバッファに
格納
エラーコードをバッファに
格納
エラーコード‘e’を格納
‘08be’
受信データ エラーコード 受信バッファ