User manual - Cライブラリ解説書(2006年4月17日)
DT-930 Cライブラリ解説書
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⑩照合回数
読み取ったデータに対する信頼性を強化するための照合回数を「動作環境メニュー」または、デ
ータ管理部が提供する関数で設定できます。(照合回数をもとに内部で設定された回数の読み
取りを行ない照合します)
1~9 回まで設定することが可能です。
⑪チェックデジッドの計算
各コードごとにチェックデジッドの計算を有効/無効にすることができます。
(チェックデジッドの計算:チェックキャラクタと、コードごとの計算方式の結果を照合します。)
初期値:有効
⑫同一ラベルの二度読み防止
連続読みにて読み取りを行なっている場合、二度読み防止のため同一ラベルを連続して読むこ
とはできません。
⑬ブザー制御
1 コードごとの読み取り完了をブザー音によって通知することができます。
また、ブザー制御を無効にすることも可能です。
注意 ブザーの音量は「環境設定メニュー」または、データ管理部が提供する関数によって設定
することができます。そのため音量がオフになっている場合、ブザー音による通知を設定してあ
っても音はなりません。
⑭LED 制御
1 コードごとの読み取り完了を LED の点灯によって通知することができます。
また LED 制御を無効にすることも可能です。
制御内容: 読み取りコードが正常な場合、LED を一定秒間緑色に点灯したのち消灯します。
読み取りコードが異常な場合、LED を一定秒間赤色に点灯したのち消灯します。
読み取りコードが異常になる要因
・指定した桁数の範囲外のバーコードを読み取った場合
・チェックデジッド指定時のチェックデジッドエラー
・CODE-39、CODE-93 における Full ASCII 変換エラー
⑮バイブレータ制御
1コード毎の読取り完了を、バイブレータの振動によって通知することができます。
また、バイブレータ制御を無効にもできます。
制御内容: 読取りコードが正常な場合、バイブレータを振動させます。
⑯読み取り動作
通常読み: オープン後、クローズするまで連続して読取りが行われます。
段数読み: オープン後、指定された回数分の読取りが行われます。