User manual - Cライブラリ解説書(2006年4月17日)

DT-930 Cライブラリ解説
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②読み取り桁数
コードごとに読み取り桁数の有効範囲の指定が可能です。
制限事項
誤読防止のため複数のコードが同時に設定された場合、CODE-39、 NW-7、 Interleaved
2of5 に関しては、有効範囲の変更を行ないます。
Interleaved 2of5 で奇数桁の指定をした場合、最小桁は、指定+1の偶数までが読み取り可
能となり、最大桁は、指定-1の偶数までが読み取り可能となります。従って、最大最小桁に
同一の奇数を指定した場合、何も読み取れなくなります。
CODE-39 1 桁、NW-7 1 桁、Interleaved 2of5 2 桁を読み取りたい場合は、コード限
定の読み取りを指定します。
設定範囲
表5.5 設定範囲
WPC : 桁数は固定 設定不可能)
CODE-39 : 1~38桁 (スタータを含
NW-7 : 1~38桁 (スタータを含
Industrial 2of5 : 2~40桁
Interleaved 2of5 : 2~40桁
CODE-93 : 1~40桁
CODE-128 : 1~64桁
MSI : 1~40桁
IATA
: 1~40桁
(チェクデジットあの場合は、2~40桁
設定範囲 複数のコードを同時に設定した場合
表5.6 設定範囲(複数のコードを同時に設定した場合)
CODE-39 : 2~38桁 (スタータを含
NW-7 : 2~38桁 (スタータを含みま
Interleaved 2of5 : 4~40桁
③出力バッファ
データの出力先をキーバッファに切り替えることにより、読み取ったデータをキー入力と同等に扱
うことができます。初期状態は、OBR バッファを設定しています。
図5.1 出力バッファの切り替え
・初期状態 ・キーバッファに切り替えた後
OBRバッファ
キーバッファ
OBRバッファ
キーバッファキー押下
バーコー
読み込み
キー押下
バーコー
読み込み
切り替え時点で切り替え元バッファ内に残っているデータの取り扱いを、 次表に記載します。
表5.7 データの取り扱い
バッファ名 内容
OBR バッファ 保存します
バッファ内のデ使用しない場合は、切り替えを行なってから
OBRバッファのクリアを指示してくださ
バッファ 保存します