User manual - Cライブラリ解説書(2006年4月17日)
DT-930 Cライブラリ解説書
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4.1.11. キーロールオーバー機能
本キー関数は、通常キーに対してのみ2キーロールオーバー機能を有します。
1
1
1
2
2
2
2
2
(例1)
(例2)
キー押下(押したまま) → 1入力
キー押下(押したまま) → そのまま(2の入力は行われない)
キー解放 → 2入力
キー押下(押したまま) → 1入力
キー押下(押したまま) → そのまま(2の入力は行われない)
キー押下(押したまま) → そのまま(2の入力は行われない)
キー解放 → そのまま(1の入力は行われない)
キー解放 → そのまま(1の入力は行われない)
↓
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2
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(例1)
(例2)
キー押下(押したまま) → 1入力
キー押下(押したまま) → そのまま(2の入力は行われない)
キー解放 → 2入力
キー押下(押したまま) → 1入力
キー押下(押したまま) → そのまま(2の入力は行われない)
キー押下(押したまま) → そのまま(2の入力は行われない)
キー解放 → そのまま(1の入力は行われない)
キー解放 → そのまま(1の入力は行われない)
↓
↓
↓
↓
↓
↓
4.2. キーコード
本関数で使用するキーコードは、下記のような属性/コードの2バイトで構成しています。
下位バイト
コード
上位バイト
属性
下位バイト
コード
上位バイト
属性
4.2.1. 属性
本関数では、コードを判別するために以下の属性を設けています。
表4.9 属性一覧
属 性 内 容
00h 次に続くコードがアスキーコードであることを示します
01h 次に続くコードがめくりコードで、1パターン目のアスキーコードに変換されることを示します
02h 次に続くコードがめくりコードで、2パターン目のアスキーコードに変換されることを示します
03h 次に続くコードがめくりコードで、3パターン目のアスキーコードに変換されることを示します
04h 次に続くコードがめくりコードで、4パターン目のアスキーコードに変換されることを示します
FFh 次に続くコードが内部処理コードであることを示します
※ アプリケーションには属性が00hのコードしか返りません。