User manual - Cライブラリ解説書(2006年4月17日)

DT-930 Cライブラリ解説
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4.1.8. キーバッファ
本機のキーバッファは、以下に示すようなリングバッファ構成になっています。
属性 キーコード
取り込みポインタ
入力ポインタ
バッファ内データ数
キーコード格納
128文字分
属性 キーコード
取り込みポインタ
入力ポインタ
バッファ内データ数
キーコード格納キーコード格納
128文字分128文字分
キーバッファは指定した空間に設けることができます。初期化時、キーバッファサイズ/キーバッ
ファ開始アドレスをキー管理テーブルに設定しています。
キーバッファのサイズはバッファ内に格納できるキーコードの個数で、本機では128キー固定とし
ています。
電源Off→On(レジューム立ち上げ)時、キーバッファはクリアされます。
ただし、めくり文字入力中の場合は、エコーバック表示とのずれを防ぐためクリアされません。
4.1.9. バックライト制御
バックライトはF8(BL)キーでON/OFFできます。バックライトON後、一定時間キー操作が行
われない場合はABO(Auto Backlight Off)します。ABOでバックライトが消えた場合、次のキー
タッチでバックライトはONします。
再度、F8(BL)キーの押下でバックライトOFFモードに移行します。
バックライトON/OFFの状態遷移を以下に示します。
ON 状態
OFF 状態
FF 状態
バックラNモー
バックラFFモー
BL押
BL押
ABO キー押下
図4.1 バックライト状態遷移図