User manual - ソフトウェア解説書(2006年4月17日)
Table Of Contents

DT-930 ソフトウェア解説書
58
2.11. タイマ/ブザー
2.11.1. 概要
(1)タイマ
2つのタイマがをサポートされます。
タイマ
タイマ1 (最小1sec)
タイマ2 (最小31.25msec)
タイマ
タイマ1 (最小1sec)
タイマ2 (最小31.25msec)
(2)ブザー
2種類のブザーがサポートされます。
ブザー エラービープ音
サウンド音発生
キークリック音発生
ブザー エラービープ音
サウンド音発生
キークリック音発生
※ 鳴らす/鳴らさない、音の大きさ(オフ/小/中/大)は、「動作環境メニュー」または、システムデータ管理
が提供する関数で設定できます。
2.11.2. タイマ
(1)タイマ1
指定した時間経過毎に指定されているイベントフラグの指定ビットを ON にします。
項 目 仕 様
最小単位 1 秒
最大 3600 秒(1 時間)
誤差 要求時間+(最大1秒)
最大登録数 10
タイムアウト時の処理 指定時間経過毎に、指定されたイベントフラグの指定ビットを ON(1)にします
【使用例】
タイマ関数
イベントフラグ クリア
タイマ1を10秒で登録
イベントフラグON待ち
10秒経過
指定イベントフラグのビットをON
タイマ1登録削除 (※1)
タイムアウト処理を実施 (※2)
ユーザアプリケーション
タイマが削除されるまで繰返します。
タイマ関数
イベントフラグ クリア
タイマ1を10秒で登録
イベントフラグON待ち
10秒経過
指定イベントフラグのビットをON
タイマ1登録削除 (※1)
タイムアウト処理を実施 (※2)
ユーザアプリケーション
タイマが削除されるまで繰返します。
※ 1 繰り返しタイマ監視する必要がある場合は、イベントフラグをクリアしてください。
クリアせずにイベントフラグ ON 待ち(wai_flg)を行った場合は、即復帰します。
※ 2 繰り返しタイマ監視を行う場合、タイムアウト処理は要求した時間以内に収まるように作成しま
す。