User manual - ソフトウェア解説書(2006年4月17日)

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DT-930 ソフトウェア解
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2.10.4. イベントフラグ
通知モード中に通知事象が発生した場合、ユーザアプリケーションが指定した ID のイベントフラグ
ON にします。
イベントフラグ種類 イベント内容
LB ①主電池なし
②主電池電圧低下
③副電池電圧低下
④自動電源OFF
⑤PWキー押下
(LB0)
(LB1)
(LB2)
(LB4)
(LB5)
①ユーザファンクションキー0~9 (個別通知) キー
②マルチファンクションキー(L,R) (個別通知)
その他 ①IOボックス装着検出
2.10.5. 特記事項
(1)イベントフラグのビット ON/OFF について
ビット ON
各事象が発生した場合、システム側でビットを ON(1)にします。
ビット OFF
ユーザアプリケーション側でビットを OFF(0)にします。
ビット ON 中の動き
各事象通知(ビット ON)後、ユーザアプリケーションでビットを OFF しない限り同一事象発生中とみな
します。
(例) 主電池電圧低下(LB1)を通知モードにセット後、文字入力待ち(関数)呼び出し。
LB1のイベントフラグがOFFにされてい
ないので、LB1発生にて文字入力関
数から復帰
文字入力待ち状態になるためには、LB1
のイベントフラグをOFFにしなければなりま
せん。
主電池電圧低下(LB1)発生。
(指定されたイベントフラグのビットをON)
文字入力待ち(関数)呼び出し
LB1に対応するユーザ処理を実行
文字入力待ち(関数)呼び出し
LB1イベントフラグクリア
LB1発生にて文字入力待ちから復
LB1のイベントフラグがOFFにされてい
ないので、LB1発生にて文字入力関
数から復帰
文字入力待ち状態になるためには、LB1
のイベントフラグをOFFにしなければなりま
せん。
主電池電圧低下(LB1)発生。
(指定されたイベントフラグのビットをON)
文字入力待ち(関数)呼び出し
LB1に対応するユーザ処理を実行
文字入力待ち(関数)呼び出し
LB1イベントフラグクリア
LB1発生にて文字入力待ちから復LB1発生にて文字入力待ちから復