User manual - ソフトウェア解説書(2006年4月17日)

Table Of Contents
DT-930 ソフトウェア解
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2.9.10. 読取り動作の設定
(1)通常読み
1度オープンするとクローズするまで、連続して読取りが行えます。
複数段バッファを使用して先読みを行えます。
(他の段のバッファが取り込まれていない状態で、次の読取りが可能です)
(2)段数読み
オープン後は、指定された読取り回数分の読取りが行えます。
指定回数分の読取りが終わると、クローズ後、再度オープンするまで読取りは行えません。
2.9.11. 動作モードの設定/参照
バーコード入力の動作モード設定/参照には、以下の項目があります。
読取り可能コード設定
読取り桁数の設定
読取り方式の設定
読取り動作設定
出力フォーマット設定
終了コード設定
読取り完了時のブザー/LED/バイブレータ制御の設定
読取りコード格納先の参照
注意事項
バーコード読取りを行っている最中の動作モード設定による誤動作を防止するために、
オープン中の動作モード設定を禁止します。
また、動作モード設定時、OBRバッファ内にデータが残っていないようにして下さい。
設定パラメータ内にエラーを発見した場合、そのパラメータについては無効としますが、
引き続きパラメータ設定の処理を行います。
(パラメータ内にエラーがあった場合、パラメータエラーを返します。)
2.9.12. 文字/文字列の読込み
1文字リード
OBRバッファの読出しポインタが示す位置にある 1 文字を読出します。
文字列リード
OBRバッファの内部管理が示す位置にあるデータから1ラベル(コード)分を読出します。