User manual - ソフトウェア解説書(2006年4月17日)
Table Of Contents

DT-930 ソフトウェア解説書
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2.9.8. 読取り完了時のブザー/LED/バイブレータ制御
(1)ブザー制御
1コード毎の読取り完了を、ブザー音によって通知することができます。
また、ブザー制御を無効にもできます。
注意:ブザーの音量は、「環境設定メニュー」または、データ管理部が提供する関数によって設定
することができます。そのため、音量がゼロになっている場合は、ブザーは鳴りません。
(2)LED制御
1コード毎の読取り完了を、LEDの点灯によって通知することができます。
また、LED制御を無効にもできます。
制御内容: 読取りコードが正常な場合、LEDを一定秒間緑色に点灯したのち、消灯します。
読取りコードがエラーの場合、LEDを一定秒間赤色に点灯したのち、消灯します。
エラー要因: Ⅰ.指定した桁数の範囲外のバーコードを読取った場合
Ⅱ.チェックデジット指定時のチェックデジットエラー
Ⅲ.CODE-39、CODE-93 における Full ASCII 変換エラー
(3)バイブレータ制御
1コード毎の読取り完了を、バイブレータの振動によって通知することができます。
また、バイブレータ制御を無効にもできます。
制御内容: 読取りコードが正常な場合、バイブレータを振動させます。
2.9.9. 格納先バッファの切替え
バーコードデータの出力先をキーバッファに切替えることにより、読取ったデータをキー入力と同等
に扱うことができます。
初期状態は、OBRバッファを設定しています。
・初期状態
キー押下 キーバッファ
バーコード
読み
込み
OBR
バッファ
キー押下
バーコード
読み
込み
キーバッファ
OBR
バッファ
・キーバッファ
に切り替え後
・初期状態
キー押下 キーバッファ
バーコード
読み
込み
OBR
バッファ
キー押下
バーコード
読み
込み
キーバッファ
OBR
バッファ
・キーバッファ
に切り替え後
切替え時点で、切替え元バッファ内に残っているデータは以下のようになります。
バッファ 内 容
OBRバッファ 保存します
バッファ内のデータを使用しない場合は、切り替えを行ってから、OBRバッファのクリアを指示し
て下さい
キーバッファ 保存します