User manual - ソフトウェア解説書(2006年4月17日)
Table Of Contents

DT-930 ソフトウェア解説書
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(5)チェックデジットの計算
各コードごとに、チェックデジットの計算を有効/無効にすることができます。
(チェックデジットの計算 : 誤読防止のためのチェックキャラクタと、コードごとの計算方式の結果
を照合します。)
初期値:有効
(6)同一ラベルの二度読み防止
連続読みにて読取りを行っている場合、二度読み防止のため同一ラベルを連続して読むことはで
きません。
(7)レーザー発光幅制御
隣り合ったバーコードの両方にレーザーが照射された場合読取れない場合があります。
レーザーの発光幅を狭くすることによって、隣接バーコードにレーザーが照射することなく読取れま
す。
発光幅は、4種類用意します。
発光幅の変更は、OBR 関数を用いて変更します。(「Cライブラリ解説書」を参照)
初期値:発光幅制御なし
発行幅制御
なし
間口幅 幅中幅広 幅狭発行幅制御
なし
間口幅 幅中幅広 幅狭
(8)キャリブレーション
固体差によるレーザースキャンのずれを修正するために行います。
システムメニューまたは、共通関数を用いて実行することができます。(「Cライブラリ解説書」を参
照)
(9)カスタマイズ機能
世の中に存在する全てのバーコードを確実に読むことができるデコード制御を FIX させることは困
難であり、実際、読取環境や、印刷物の状態等に応じて、個別対策を実施し、特定ユーザ向けの
デコーダを開発しているケースが多々あります。本機能は、この個別対策による読取性能の向上を
効率よく、実施するための機能です。
通常のデコードロジックの読み取り性能を保持するために、まずは通常のデコーダによりデコード
を行い、デコードできなかった場合はカスタマイズしたデコーダによりデコードを行います。