User manual - 開発ガイド(2006年4月17日)
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2.2.2. PATHの設定
コンパイラやリンカ、DT-930用ツールが格納されているディレクトリにPATHを設定します。
以下の例は「2-2-1 ハードディスクへのコピー」の冒頭で示した推奨するディレクトリ構成になっ
ている場合のものです。
●例(既存のPATHに追加する場合)
SET PATH=%PATH%;C:\SHC\BIN;C:\SHC\LNK;C:\DT930\TOOLS
2.2.3. 環境変数の設定
①Cコンパイラシステム格納場所の設定(SHC_LIB)
Cコンパイラシステム(Cコンパイラメッセージファイル)を格納した場所のパスを環境変数名
「SHC_LIB」にセットします。
●例 SET SHC_LIB=C:\SHC\BIN
★ ここで設定するのは、ライブラリファイルのある場所ではなく、コンパイラのある場所です。
環境変数名が「SHC_LIB」となっている為、ライブラリファイルのある場所と間違えやすいので
注意してください。
②中間ファイル作成ディレクトリの設定(SHC_TMP)
コンパイラは、プログラムのコンパイル処理中にいくつかの中間ファイルを生成します。
環境変数「SHC_TMP」は中間ファイルの作成ディレクトリを設定します。
●例 SET SHC_TMP=C:\SHC
★各環境変数名に設定できるパス名は、それぞれ1つずつだけです。