User manual - 開発ガイド(2006年4月17日)

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5. アプリケーション開発上の留意事項
①コントラストの調整について
画面のコントラスト調整及び、バックライトのオン/オフは、初期状態においては次の
操作で調整することが可能です。
・機能→7 コントラストを1段階濃くする
・機能→8 コントラストを1段階薄くする
・機能→9 バックライトのオン/オフ
コントラスト調整は、環境の変化や個体のばらつきにより必要になる場合があります。
ファンクションキーの設定を変更する場合も、アプリケーションでコントラスト調整が
可能になるようにしてください。
②LB0の通知機能について
主電池(乾電池)の電圧低下状態には、LB1(警告レベル)とLB0(強制電源断)があります。
LB0発生時には、システム側で強制的に電源断処理を行います。
従って、通知機能によるフラグをアプリケーションが認識するのは、次回の電源オン時です。
一般的に、LB0からの復旧状態では、電池交換等により電源が確保されているわけですから、
LB0発生時に通知機能を使い電源断処理などを行うと、電池交換しても一回は電源が切れて
しまう、という動きになります。
操作上、混乱しないようにして下さい.
一般的にLB0の通知機能が必要となるのは、単なるレジューム処理では現状を復帰できない
場合や、復旧する必要のない場合です。
たとえば、通信中のLB0による電源断の場合などです。