User manual - 開発ガイド(2006年4月17日)
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2.5. オブジェクト変換
オブジェクト変換の作業には以下の2つがあります。
オブジェクト変換を行うことにより、Sタイプオブジェクト(*.MOT)が生成されます。
ベーシック IO-BOX(マルチドロッププロトコル)を使用してダウンロードを行う場合には
①のみを実行しますが、サテライト IO-BOX(FLINK)を使用する場合は②も実行します。
①オブジェクト変換 (CNVS.EXE)
②ダウンロードファイルへの変換 (APCNVY.COM)
※ サテライト IO-BOX(FLINK)を使用する場合の注意
①で作成したSタイプオブジェクト(*.MOT)を、さらにダウンロードファイルへ変換することで、実際
にDT-930へダウンロードするファイル(*.LOD)が作成されます。
2.5.1. オブジェクト変換(CNVS.EXE)
Sタイプオブジェクト(*.MOT)の生成を行います。
《書式》 CNVS <ロードモジュール名(*.ABS)>
拡張子「*.ABS」は省略できます。
●例 C:\DT930\SAMPLE>CNVS SAMPLE
2.5.2. ダウンロードファイルへの変換(APCNVY.COM)
実際にDT-930にダウンロードするダウンロードファイルを作成します。
《書式》 APCNVY <S タイプオブジェクト名(*.MOT)> <ダウンロードファイル名(*.LOD)>
●例 C:\DT930\SAMPLE>APCNVY SAMPLE.MOT SAMPLE.LOD
★ファイル変換を行う時には、同一ファイル名の「*.MAP 」ファイルが必要です。
リンク実行時に作成されたMAPファイルを同一ディレクトリに用意してください。
★ファイル変換を行う時には、同一ファイル名の「*.MAP 」ファイルが必要です。
リンク実行時に作成されたMAPファイルを同一ディレクトリに用意してください。
★実際
に
DT-930に格納されるアプリケーションプログラム
の容量は、ダウンロードファイルの
ファイル容量ではありません
。
容量の計算
は「
2-7アプリケーション容量の確認
」を参照してください。
★実際
に
DT-930に格納されるアプリケーションプログラム
の容量は、ダウンロードファイルの
ファイル容量ではありません
。
容量の計算
は「
2-7アプリケーション容量の確認
」を参照してください。