User manual - 開発ガイド(2006年4月17日)
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2.3.2. コンパイルの実行
《書式》 SHC <オプション> <ソースファイル名>
オプション
/I=パス名:インクルードファイル取込先パス名設定
/L :リストファイル出力先指定
/OP=n :n=0は最適化無し n=1は最適化あり
※ コンパイルオプションの詳細については「SHシリーズCコンパイラユーザーズマニュアル」の「コ
ンパイラオプション」(p8)をご参照ください。
2.3.3. コンパイルの実行例
C:\DT930\SAMPLE>KJ_CNVRT SAMPLE.SRC SAMPLE.C a
C:\DT930\SAMPLE>SHC /i=.,C:\DT800\INCLUDE;C:\SHC\INCLUDE SAMPLE.C b
a.漢字変換を実行します。
b.コンパイルを実行します。
2.4. リンク
リンクの作業には次の3つがあります。
• リンク (LNK.EXE)
• B,Rセクションの先頭アドレスの補正 (SUBMK.EXE)
• 再リンク (LNK.EXE)
リンク完了時にはロードモジュール(*.ABS)とマップファイル(*.MAP)が生成されます。
2.4.1. リンク環境の設定
まず最初に「SUBCOMMAND」ファイルを作成します。
これはリンク時の環境を設定するものです。テキストエディタ等で作成してください。
拡張子は「.SUB」と付けます。