User manual - ソフトウェア解説書ver.2.00(2003年2月7日)
DT-900 ソフトウェア解説書
2.8.14. 設定ファイル
設定ファイル『CONFIG.OBR』にて、NW-7、CODE39 の読み取りレベルの設定が行えます。
下記の書式のファイルを DT-900 の A ドライブもしくは B ドライブのルートディレクトリに格納しておく
と、アプリケーション起動時に設定が反映されます。
CONFIG.OBR の書式
; DT-900 CONFIG.OBR
; Copyright(C) 2000 CASIO COMPUTER CO.,LTD. All rights reserved.
NW7LEVEL=n ; NW-7 読み取りレベル
; n = 0(甘い)∼3(厳しい)
; 省略時は 2 となります
CODE39LEVEL=n ; CODE-39 読み取りレベル
; n = 0(甘い)∼3(厳しい)
; 省略時は 2 となります
コメント以外は半角英数字を指定してください。
大文字、小文字の区別はありません。
A ドライブおよび B ドライブのルートディレクトリに CONFIG.OBR がない場合は、デフォルト値
(NW-7、CODE39 ともにレベル 2)が設定されます。
A ドライブと B ドライブの両方に CONFIG.OBR がある場合は、A ドライブの同ファイルが有効と
なります。
無効な設定値が指定された場合は、デフォルト値が設定されます。
スペース、TAB、空白行は無視されます。
セミコロン”;”の後はコメントとなります。
同じ指定が 2 箇所以上ある場合は、後に指定されたものが有効になります。
CONFIG.OBR のファイルサイズは 512 バイト以下にしてください。
注 1)本機能は、DT-900 の OS 1.02/PATCH 1.06 以降の環境で有効です。
注 2)設定値により、誤読が発生したり、読取感度が悪くなる場合があります。
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